世の中、増税の方向で動いていますね。
予算要求やその使い方はいい加減なのに、採る方はやたら細かく、やたら厳しくって感じですが・・・。
消費税増税はすごく身近で、増税のインパクトが肌で感じられるわけですが、
実は、相続税や贈与税もその網の目を細かくして、納めなければならない人が増える可能性が高いっていう話は聞いたことがありますか?
相続税は誰にでもかかるわけでなく、09年で死亡者の4.1%が課税対象者という実態の税金です。
逆に言えば96%の死亡者の親族等は今まで納めなくても大丈夫だったわけですが、その割合を下げて、納めさせる人を増やそうというのが国の考えていることです。
「基礎控除」と呼ばれる課税されない限度額を下げ、今まで納めなくてよかった人でも「限度額を超えやすく」するという方法で税金を取ろうとしています。
一部のお金持ちさんについての税率もアップされます。
一市民としては「なんで相続したからって、税金納めないといけないの?」っていう素朴な疑問を前々から持っています。家族のものを引き継いで何が悪いのかと。
相続税については、所得の再配分だの、どの家に生まれるかは偶然性だからその偶然性による所得差を解消するだの、取ってつけた言い訳のような理由付けがされていますが、腑に落ちる理由は聞いたことがありません。
要は「採れるところから税金を採る。相続は偶発的な所得だから、その一部を採っても困らないでしょ。」っていうのが本当の理由なのではないかと思います。声を大にして言えないだけで。
ただ、ルールはルールなので、「俺は納めないぞ!!」等と強情張っていると不納付加算税やら延滞税やら、かさにかかって取られてしまうので、やはりきちんと納めた方がいいですね。
皆さんも、税制改正によって、気付いたら相続税を納めなければならない人になっているかもしれないので、一度チェックしてみてくださいね。
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Erminia Correia (木曜日, 02 2月 2017 06:38)
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