「お小遣い帳ならなんとかつけられるけど、それ以上となるとちょっと・・・」
という方は案外多いのではないでしょうか?
お小遣い帳は取引(売ったり買ったりといった”取引”の意味ではなく、会計用語で何か物事が起こった時の”事象”や”イベント”のようなニュアンスで使われます。)が全て現金で行われるのでわかりやすいですね。
でも実際のビジネスではもっといろいろなことが起こるので、お小遣い帳では対応できなくなります。
ここで「複式簿記」が登場するのですが、とても美しい体系を持っています。
「複式簿記」の世界では、どのような事柄でも「仕訳」という形で表現できますし、どれだけ儲かっているかという損益や今手持ちの資産はどれだけあるかという「財政状態」まで表すことができ、しかも相互に繋がりを持たせて表現することもできます。
私は簿記3級を勉強したときにB/S(財政状態を表す表)とP/L(損益を表す表)がつながって、しかも右と左(貸方と借方、会計用語としては”貸借(たいしゃく)”といいます)が完全に一致することにビックリしたことを良く覚えています。
「人類の〇大発明の一つ」等と言われることもあるこの複式簿記、パズルに似ているので興味がある方は気軽に勉強して見て下さい。
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