配偶者控除の2013年度税制改正での廃止が見送られる方針というニュースが流れました。
配偶者控除とは、配偶者の年間所得が38万円(給与所得なら給与所得控除65万円分があるので、年収換算103万円)以下の場合、納税者の課税対象となる所得から38万円を差し引ける、その差し引いた分×所得税率だけ所得税額が軽減される制度です。
この控除で恩恵を受けるのは専業主婦やパートをしている主婦がいる世帯です。
もし、これが廃止されれば38万円部分について税金を取られるということになります。
今回、この廃止が見送られたのは選挙対策ということは想像に難くないですね。
マニフェストでは「廃止」となっていましたから、これも正確にはマニフェスト違反(!?)なのでしょうが、
「また、マニフェスト違反か!」と言う人はいないでしょう。
ただ、こんなの小手先の人気取り施策だって、もう皆さん気付いてますよね。
解散総選挙での大敗予想に対しては焼け石に水程度の効果しかないでしょう。
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